【レビュー】三菱鉛筆9800 デジタイザペンはraytrektabの標準ペンより書き味がよくて取り回しもいい鉛筆型ペン、電磁誘導ペン対応のタブPCで使用可能 - 肉うどん

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【レビュー】三菱鉛筆9800 デジタイザペンはraytrektabの標準ペンより書き味がよくて取り回しもいい鉛筆型ペン、電磁誘導ペン対応のタブPCで使用可能



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三菱鉛筆9800 デジタイザペンを購入しました。raytrektabシリーズのオプション品としてドスパラで販売されているものです。8インチ版raytrektabのペンも鉛筆を模した六角形デザインでしたが、それをより突き進めたものと言えます。

8インチ版raytrektabのペンの単体販売は在庫なしとなって久しいですが、その代わりを果たして余りある逸品です。

対応機種

パッケージ裏面には対応機種の記載があり、「raytrektabシリーズ」だけでなく、「Wacom feel IT Technologies対応製品」も対象として挙げられています。

実際に試した結果、8インチ版raytrektabでは当然使用可能なほか、Galaxy Book 12でも動作したので、他のWacom feel IT (電磁誘導方式) の機種でも使うことができると思います。

外観

見た目はほぼ鉛筆です。サイドスイッチやテールスイッチはなく、入力装置はペン先のみです。

適当に置いたときに転がりにくいのも、鉛筆型デザイン=六角形のメリットの一つです。10インチ版raytrektabの専用ペンは円形で、転がりやすいのが難点でした。

ペン先にはキャップが付いています。デジタイザペンは落としたりしてペン先に強い力がかかると筆圧感知部が壊れる恐れがあるので、できるだけ保護しておくべきです。使わないときはキャップを填めておくようにしたいですね。

ネットの商品画像では三菱鉛筆のロゴしか見えませんでしたが、別の面にはraytrekのロゴが印字されています。

ペン軸の木の部分は、本物の鉛筆にも使われている高級鉛筆木材インセンスシダーを使用しているとのこと。香りを意味する名の通り、匂いが特徴の木材らしいですね。ペン先の木が露出している部分を香ってみると、確かに鉛筆と同じ匂いがします。今まで鉛筆の匂いは芯の炭素由来だろうと思っていたのですが、木の匂いだったとは意外です。

ペン軸が短くて取り回しが良い

三菱鉛筆9800デジタイザペンは、8インチ版raytrektabのペンとほぼ変わらない程度の長さです。いま8インチ版raytrektabのペンを使っている人も違和感なく移行できますね。

長さは実測で14cmでした。同じ鉛筆デザインのデジタイザペンであるステッドラー・ノリス・デジタルの17.5cmと比べると短めです。ステッドラーのものはちょうど新品の鉛筆の先を削ったほどの長さとなっていて、長すぎて持ったときにやや違和感があったのに対し、今回の三菱鉛筆のものは使い込んできた鉛筆のようなちょうどいい長さで手に馴染みます。

※ステッドラー・ノリス・デジタルの使用感については過去記事を参照願います。

描線はやや細めに出る

10インチ版raytrektabで試し書きしてみました(ブラシはSAI2の二値ペンです)。10インチ版raytrektabの専用ペンは、8インチ版raytrektabのペンを使用した場合と比較して線の出方が明らかに細いのは周知のとおりです。三菱鉛筆9800デジタイザペンはその2つの中間のような動作ですね。

書き味が良い

8インチ版raytrektabのペンと比較すると、芯の素材は同じエラストマーですが、ペン先(芯)が細く接地面積が少ないことで抵抗も少なくなって滑りがよく、それでいて紙に鉛筆で描くようなシャリシャリした感触もあります。8インチ版raytrektabのペンより、あらゆる面で鉛筆感が高まっていると感じます。

8インチ版raytrektabのペンと、ペン先の比較をしてみました。三菱鉛筆9800デジタイザペンのほうが明らかに細いです。

替え芯がないのが惜しい

芯が8インチ版raytrektabのペンより細身のため、raytrektabからの流用はできません。また、三菱鉛筆9800デジタイザペンには替え芯は付属しません。

芯を抜いた状態の比較。比較対象として、8インチ版raytrektabのペン(上)とGalaxy Note 8のペン(下)を置きました。三菱鉛筆9800デジタイザペンの芯はGalaxy Note 8やGalaxy Bookなどのペンと同形状で、入れ替えて使用可能であることを確認しました。

Galaxyシリーズの替え芯はサムスンに問い合わせれば購入可能とのことですが、今後、ドスパラで替え芯も販売してくれることを期待したいところです。

ステッドラー・ノリス・デジタルとの比較

鉛筆デザインのデジタイザペンの先行事例であるステッドラー・ノリス・デジタルと比較して、三菱鉛筆9800 デジタイザペンの書き味は基本的に同等です。といいますか、恐らく同じモジュールを使用していて、外側の木の部分だけが違うのではないでしょうか。

前述のように、ステッドラー・ノリス・デジタルは長すぎて持ったときにやや違和感があります。しかしステッドラー・ノリス・デジタル(国内正規版)には替え芯5本が付属するメリットがあるため、どちらを買うべきかというと非常に微妙です。価格は三菱鉛筆9800デジタイザペンのほうが安いですが、替え芯の分と考えれば妥当な差額です。替え芯が簡単に入手できるならば三菱鉛筆のほうを薦めたいところではあるのですが……。最終的には見た目の好みですかね。

三菱鉛筆9800 デジタイザペン(raytektab用)
  • サードウェーブ
  • 価格¥ 3,980
  • 販売者サードウェーブデジノス
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追記:替え芯について

替え芯についてはドスパラで対応を検討されているようです。であれば三菱鉛筆9800デジタイザペンを購入するのがよいかと思います。

また、ドスパラで替え芯が販売される前に替え芯が必要となった場合は、米AmazonやeBayで(ややパチモンくさいですが)Galaxy Note 8用のものが購入可能です。替え芯は英語ではnibs(ペン先)やtips(先端)などと呼ばれているので、そうした検索語を使うと見つけることができます。

以前に替え芯を個人輸入したときは米Amazonでは日本向けに発送してくれなかったため転送を使い、送料がめちゃくちゃ高く付きました。eBayは送料無料で日本へ発送を行っているものがあるので買うならeBayのほうがオススメです。