Wacom Bamboo Inkの新型番CS321A1K0Cは旧バージョンと何が変わったのか
AES/MPP両対応のペンBamboo Inkが2018年9月から新型番 CS321A1K0C に切り替わり、旧型番 CS321AK はAmazonなどではやや高騰しています。新型番になって何が変わったのか調べました。
Bamboo Inkの使い勝手については過去記事 Bamboo Ink実機レビュー。Surface Pro 3などN-trig機種では大きなメリットを感じる を参照ください。
スペックは共通
ワコム公式ではCS321A1K0Cについて触れられていないため、CS321A1K0Cを取り扱っている各ショップサイトの仕様の記載を確認しました。スペックに特に変化はないようです。以下は ワコムストアのBamboo Ink CS321AK に記載されている仕様です。
- 駆動時間:ワコムAESモード利用時:約5ヶ月 MPPモード利用時:約2ヶ月 (単6電池、週5日、1日2時間利用の場合)
- 筆圧レベル:4096 *デバイスにより異なります
- 接続:Bluetooth 4.0 *ボタン利用時に接続が必要
- パームリジェクション:デバイスにより異なります
- 対応システム:ワコムAESテクノロジーもしくは Microsoft Pen Protocol (MPP)搭載の、Windows 10 ペン対応デバイス、ワコムAESテクノロジー搭載のAndroidデバイス、Fujitsu arrows Tab F-02K *デバイスにより異なります。対応機種一覧は、こちらをご確認ください。対応機種以外での動作は保証できません。
- 対応アプリ:Bamboo Paperほか
- ボタン:トップスイッチ x1 (Windows Inkでカスタマイズ可能)、サイドスイッチ x2 (アプリ内でカスタマイズ *デバイスやアプリにより異なります)
- 製品外形寸法 (長さx直径):147 x 10 mm
- 質量:19g
- パッケージ内容:Bamboo Ink、単6電池、クイックスタートガイド、ペン先キット (替え芯は、ソフトx2*、ミディアムx1、ハードx1の3種類) *スタイラスに標準搭載のペン先(ソフト)を含む
※ソフマップによると、価格は CS321AK の¥9,212(税込)から、CS321A1K0C は¥9,698(税込)とちょっと高くなっています。
デザインが微妙に変わっていた
何が変わったのか? 商品画像にその答えがありました。
トップボタンのデザインが変わっています。旧型番ではスピン加工とされていたものが、サイドスイッチと同様の梨地になりました。
また、クリップ部分も少し黒くなっています。
どちらを買えばよいか?
デザインを気にしなければ、CS321AKでもCS321A1K0Cでも実売価格で安く買えるほうでいいと思います。
なおワコムストアではBamboo InkはCS321AKのみの取り扱いとされており、CS321A1K0Cの記載はありませんが、価格はソフマップのCS321A1K0Cと揃っています。実際に購入した場合はCS321A1K0Cが届くかもしれません。
追記:第2世代Bamboo Ink (CS323AG0C) が発売され、ワコムストアでは第1世代Bamboo Ink (CS321AK) の取り扱いはなくなりました。Amazon等ではまだ第1世代も買えます。第2世代Bamboo Inkはトップボタンをオミットして電池持ちが向上していますがペン性能は据え置きです。第2世代のほうが機能を削減したぶんだけ安いので、トップボタンを使いたい人以外は第2世代を選択すればよいと思います。
Bamboo Inkの使い勝手については過去記事 Bamboo Ink実機レビュー。Surface Pro 3などN-trig機種では大きなメリットを感じる を参照ください。
ワコム Bamboo Ink(2019モデル) 極細ペン先筆圧対応 Surface(Pro3/4 Book Go Studio)対応 CS323AG0C