【設定メモ】Surface Proを快適に使うためのペン設定3つ
Surface Proを快適に使うためのペン設定をまとめました。デフォルトだとちょっと不便だったり使いづらかったりするところを直します。
注:この記事は2013年モデルのSurface Pro(第1世代)およびSurface Pro 2(第2世代)について記載しています。2017年モデルのSurface Pro(第5世代)とは異なります。
前提
標準ではワコムドライバがインストールされていないので、ワコムアメリカからダウンロードしてきてインストールします。ワコムドライバをインストールするとPhotoshop CS6やSAI Ver.1.2でも筆圧が効くようになります。
ドライバの入手先: Wacom Feel Driver | Wacom Americas
「>>Download Driver<<」のリンクからexeファイルをダウンロードして実行します。日本のワコムのサイトでは公開されていないので、グローバルサイトから落としてくる必要があります。
ペンフリックの無効化で快適な描画
コントロール パネル\ペンとタッチ\フリック でフリックを使用するチェックを外す
ペンフリック機能が有効になっていると、フリック判定のためペンの入りに引っ掛かりができる場合があるので、これを無効にします。
お絵描きBBSなどで描く場合は「ペン長押しでの右クリック」も無効にしたほうがいいようですが、SAIなどのWinTab APIで動作するアプリ上では長押しでの入力は効かないので、私は普段の利便性を考えて長押しは有効にしています。
ペンのサイドスイッチの設定をIntuosと同じに
コントロール パネル\ペンタブレットのプロパティ のペンの詳細設定で、浮かした状態でのクリックに設定
この設定でIntuosのデフォルトと同じになり、ホバー状態でサイドスイッチを押すだけで反応するようになります。デフォルトが「ペン先とともにクリック」なのはホバー性能のない機種向けの設定なのかなと思いますが、Surface Proでは不要ですね。
設定ファイルの編集で筆圧を調整する
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\WTablet\ISD_Tablet.dat を編集
EP121やHelixでは最小筆圧の変更で劇的な効果を体感したのですが、Surface Proではあまり違いを感じなかったので、設定しなくてもいいような気もします。
参考:wacomタブレットの筆圧調整(UIから更に軽くする) | カザアイシノ(blog)
Tablet Pressure Curve Tool を使うと筆圧曲線をグラフィカルに調整できるのですが、サービス名が合わないのかサービス停止に失敗するので、あらかじめ自分でWACOM ISD Serviceを止めて、変えたらまた自分でサービスを再起動する必要があります。