10インチ版raytrektabのUSB端子周辺が極めて破損しやすいという事実を我々は知らねばならない(対策あり)
10インチ版raytrektab DG-D10IWPも発売から早1ヶ月が過ぎ、色々と微妙な点も見えてきました。
DG-D10IWPの唯一のインターフェースたるUSB type-C端子ですが、この端子の取り回しには気を使う必要があります。それがなぜかは、寄りで撮った写真を見ていただければ察していただけるかと思います。
この部分は完全に金属のみで作られています。そのためエッジはまるで刃のように薄く、故に刃こぼれもします。
実際ちょっと欠けました(左下部分です)。端末側が破損するだけならまだよく、場合によっては人間側が怪我をする可能性もありうるので注意が必要です。このような端子は一体成形で端子内部を樹脂で固めるべきかと思うのですが、設計の詰めが甘いと言わざるを得ません。
と言っても詮ないことなので、どうするかを考えていきたいところです。
マグネット式の充電ケーブルの端子を差しておけばよい
というわけで、マグネット式の充電ケーブルを用意しました。
端子部分はLightning、USB Type-C、micro USBが1種類ずつ、計3つ付属します。
このように端子部分を差しっぱなしにしておけばUSB周りの保護にもなりますし、
コネクタをマグネットで付ければもちろん充電も可能です。
このケーブルは充電専用のためUSBハブを使う際は差し替える必要はあるものの、未使用時の端子の保護にはなりますし、普段の充電が便利になるメリットもあります。コネクタがL字かつ接続部が360°回転するため非常にフレキシブルになります。
ケーブルの着脱を容易にするのが主目的の製品ですが、充電端子が異なる端末が同じケーブルで充電可能になるのもこのケーブルの魅力の一つです。スマホはほぼUSB Type-Cに移行しているのに対し、その他の機器(Bluetoothイヤフォンなど)はいまだにmicro USBを使うものが散見されるので、それらの充電ケーブルを1本化できるのは便利です。端子が1種類ずつ、計3つ付属することから、2~3本セットで買っておくと色々な機器に差せてさらに便利になります。
ただし悪い点として、このケーブルは青色LEDが常に光っています。寝室など暗い中で使うには便利だとしても電力の無駄です。特にモバイルバッテリーに充電ケーブルを差しっぱなしにするのには向いていません。
また、Lightning端子はコストダウンのためか片面実装となっていて、差し込む向きによっては通電しません。端子側は基本的に差しっぱなしにするものなのでセットできてしまえばそう困りませんが、最初に差すときだけは充電できているか確認が必要です。