Wacom Cintiq Pro 24は3月29日発売、予約開始は3月20日から Cintiq 24HDと比較して筐体は小さくなったが画面の縦が短くなった
プロペン2に対応する新型液タブ「Cintiq Pro」シリーズの大型機、Cintiq Pro 24とCintiq Pro 32、およびその周辺機器が発表されました。Cintiq Pro 24 ペンモデルは3月29日発売。ワコムストアにはすでに 商品ページ が作成されています(先行予約開始は3月20日から)。
目次
Cintiq Pro 24 ペンモデル DTK-2420
- 画面:23.6インチ UHD 3,840x2,160(16:9、187ppi)
- 色域:Adobe RGB 99%
- 筐体サイズ:677mm×394mm×47mm
- 質量:7.2kg
- スタンド:2段階(5°、20°) / オプションスタンドあり
24型のタッチパネルなしのモデル。3月29日発売、先行予約開始は3月20日から。ワコムストアでの価格は257,040円(税込)。
画面入力の接続方式は「ディスプレイポートオルタネートモード対応USB Type-C(UHD対応)」、「Mini DisplayPort/DisplayPort (UHD対応)」、「HDMI 2.0」の3種類。Cintiq Pro 16とは異なり、画面接続にWacom Linkのような外部機器は使用しない。
Cintiq Pro 24 ペン&タッチモデル DTH-2420
24型のタッチパネルありのモデル。ペンモデルとの違いはタッチパネルの有無のみ。2018年5月発売予定、予約開始時期は未定。
ワコムストアでの価格は311,040円(税込)。タッチ機能を追加するだけで+54,000円は少々厳しいものがある気がします。
Cintiq Pro 32
32型は2018年内発売予定、タッチパネルありのモデルのみ。価格未定。
Wacom Cintiq Pro Engine
Cintiq Pro 24/32の背面に装着し、一体型PCと化すことができるPCモジュール。3月29日発売、先行予約開始は3月20日から。
ワコムストアでの価格はCore i5モデルは311,040円(税込)、Xeonモデルは397,440円(税込)。
パワフルなスペックをワンパッケージで購入でき、接続に悩む必要がないほか、ケーブルなどを垂らさずにすっきりとした見た目にできるといったことがメリットとされます。将来的に当該モジュールを交換して、液タブはそのままPC部だけスペックアップするといった運用が見込める模様。
Wacom Ergo Stand
従来の縦方向の動きに加え、画面回転が可能となったエルゴスタンドは2018年5月発売予定。
Cintiq Pro 24の背面にはVESA穴はないようで、代わりに専用スタンド用の穴が開いていることが確認できます。現状、VESAマウンタの発売は予定されていないようです。
Cintiq 24HDとの比較
同サイズ帯の旧型機、Cintiq 24HD / Cintiq 24HD touchとCintiq Pro 24の比較。モニタのスペックが向上しているのは今さら言うまでもないので、筐体および画面のサイズだけを対象とし、24型の物理的な置き換えを想像してみます。
筐体サイズ(スタンドを除く)
- Cintiq 24HD:769.3×463.7×64mm
- Cintiq Pro 24:677×394×47mm
Cintiq 24HDはベゼルがとてつもなく大きかったので外寸はかなり差があり、Cintiq Pro 24は比較的コンパクトです。
画面サイズ
- Cintiq 24HD:24.1インチ(61.21cm、518.4mm×324mm)
- Cintiq Pro 24:23.6インチ(59.94cm、522mm×294mm)
※Cintiq Pro 24の画面サイズはスペックシートに対角線の長さしか記載されていなかったので、16:9の比率から計算しました。
画面サイズは大方の予想通り、比率が16:9になったぶんだけ減っています。物理的な縦サイズの維持を望むなら32型の発売を待ったほうがよさそうですね。
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