AutoHotKeyでraytrektabのボリュームキーを左手デバイス化する(1):キャンバス反転と透明色切り替えを割り当てる
タッチパネルで使える左手ツールTouchkeyがraytrektab DG-D08IWPに対応したのは 記憶に新しい ですが、仮想キーではなくやっぱり物理キーがいい、という向きにはボリュームキーを左手デバイスとして活用するという手段もありますよ。
ここでは Windowsボタンの無効化 で軽く紹介したAutoHotKeyを活用します。AutoHotKeyを入れていない場合は上記記事の「方法3:AutoHotKeyで機能を上書きする」のように導入してください。
ボリュームキーにキャンバス反転と透明色を割り当ててみる
#IfWinActive CLIP STUDIO PAINT
; 音量大で反転
$Volume_Up::
Send,{h}
Return
; 音量小で透明色切り替え
$Volume_Down::
Send,{c}
Return
; Windowsボタンを無効化
$LWin::
Return
#IfWinActive
例として、CLIP STUDIO PAINTがアクティブな場合のみ音量大ボタンで反転、音量小ボタンで透明色切り替えを行うようにしてみました。ついでにWindowsボタンの無効化も入れています。
※CLIP STUDIO PAINTはデフォルトではキャンバス反転にショートカットが割り当たっていないので、SAIと同じ「H」を割り当てています。
この設定で使ってみた感想としては、縦向き画面を逆手側で握り込む感じで持つとボリュームキーが指先で操作しやすいです。また右利きの場合、Windowsボタンが右に来るように横向きにするとボリュームキーが左上に来るので、最高にしっくり来ます。