【レビュー】dynabook Tab S68の外観をチェック、本体とペンの合体機構が面白い
前回はペンの性能について見ていきましたが、今回は外観について気になったことを見ていきたいと思います。ふつうは順序が逆のような気もしないでもない。ペンが一番気になったんだから仕方ないね!
画面の表面処理
表面フィルムとペン先素材の摩擦抵抗を最適化。紙にペンで書いたときのような適度な摩擦感を、タブレット上で実現しました。
※画面にフィルムなどを貼った場合、正しく操作できないおそれがあります。
と、公式に書いてあったので、液晶保護フィルムを貼るのはもったいないかな?と考えていましたが、素の状態でそこまで書き味がいいようには思えなかったです。また、上記の説明を見て、アンチグレアなのかと思っていたら普通にグレアで反射しまくりでした。画面がテカるのは嫌だからやっぱり貼るよ。
あとこれは前回も書きましたが、ペンで画面を擦るとキュッキュと鳴ることがあるので、そういう点でもやはり保護フィルムは貼ったほうがよさげな気がしました。
先代機であるS38と筐体はほぼ同型(S68のほうが少しだけ厚い)なので、保護フィルムはS38のものがそのまま使えます。
あと、液晶の発色は今のところ何も測ったりはしていませんが、くすんで見えがちだったVivoTab Note8より綺麗な気がします。
追記
アンチグレアフィルムを貼ってみた感想 を記載しました。
feel by Wacomシール
画面の横にはワコムを主張するシールが貼ってあります。というかこの新型ペンもfeel ITのカテゴリなんですね。
ただ、こんな正面に貼られると、液晶保護フィルムを貼るときに邪魔になりそう。意地でもフィルムは貼らせんぞ! 素のまま使え! という開発者の方の気概を感じますね(?)
ペンを本体に装着!
電池内蔵のため、太くて本体に内蔵はできませんが、ペンホルダー部を本体に差して一体化できます。
向かって左下にある穴に、
ペンクリップを差し込むとタブレット本体と合体します。コストをかけずに本体とセットで持ち歩けるようにする素晴らしいアイディアですが、ペンだけ引っかけて根元で折れたりしないかは不安がなくもないです。
なお、穴の近くにボタンのようなものがついていますが、これはペンを受けるための緩衝材のようですね。何か意味があるのかと思って押してしまいました(もちろん何も起きない)。
ストラップホール
ストラップホールがあるのが日本製って感じですね。富士通のQH55/Mにもありました。紐も付属しているので、本体とデジタイザーペンを結び付けて紛失防止できます。
すっきりした背面
真ん中に何もないスッキリした感じがいいですね。2つの細長い穴はスピーカーです。横向きでステレオになる配置。これが意外と他の機種にはないんですよね。ただし音質はそれなり。
向かって左側にはボタンも何もない
上部にWindowsキーとイヤホンジャック、右側に電源ボタンと音量ボタン、microSDスロット、下側にペン受けとストラップホールがついており、左側は何もありません。
VivoTab Note8は左側にWindowsキーがついていて、横置きすると勝手にスイッチが入っちゃったりして地味に不便でした。前述のステレオスピーカーもそうですが、横置きすることもちゃんと考えられています。
重量について
公称では約395gとのことですが、測ってみたところ本体は379gと公称よりも軽かったです。電池入りのペンが17gと重く、本体とペンを合わせると397gでした。
VivoTab Note8が実測395g(ペン3g込)なので、本体そのものはVivoTab Note8よりちょっと軽いですね。数字的にはわずかですが、持ってみるとだいぶ違って感じるので不思議です。