【レビュー】Surface Proを背面から側面まで保護するスキンシールBodyGuardz Armorを貼った
Surfaceの筐体はVaporMgというマグネシウム合金で剛性感はあるものの、簡単にキズが入ってしまうのが弱点です。ネットを見るとステッカーを自作して保護している人もいるのですが、私は特に貼りたい絵柄もなかったので、何も貼れずにいました。
そんな折、背面からサイドまできっちり包み込むする無地系の保護スキンシールが出てたので買ってみました。BodyGuardz Armor、色はホワイトです。Surface Pro無印に貼りましたが、Surface Pro 2も筐体は変わらずそのまま使えるようなので紹介しておきます。
貼った
前置きは抜きで、貼り付け後の写真です。
サイドの貼りあわせ部分はどうしてもスキマができてしまいますが、角や端子周りはカバーできるので実用上は問題ありません。
貼る前は地の黒さがスキマから見えてしまうのはどうかな、と思っていたのですが、実際貼ってみるとこれはこれで 仮面ライダーWのファングジョーカー みたいでいいなと思うようになりました。
なお、キックスタンドの中はシールがないので元のままの真っ黒です。
シールの構成とか
背面のキックスタンドの上下分割で2枚、サイドの上下左右を回りこむように貼る4枚の、計6枚を貼り付けて全体を保護します。貼り付け方については、メーカーが 動画 を出しているのですが、なんかめっちゃ適当に貼ってて見ていて不安になるので見ないほうがいいです(笑)。慣れればそれくらいの感じで貼れるのかもしれませんが、初見では難しいものがあります。
とりあえずカメラ穴などのインタフェース部を基準にして貼り付けていきました。サイドはキーボード接続部が特に細長くて難易度が高いです。実際、何度も貼り直しました。貼り直しできる程度の粘着力なので、納得するまで位置決めできます。ただ、引っ張ると伸びてしまうので、その点は注意が必要です。
液晶保護シートも付いてるけど要らない
液晶保護シートはいかにもオマケといった品質で、何とも作りが雑です。カメラのパンチ穴を開けた周りに、円形の細かい傷が無数についていて貼るのをためらわれます。
他に貼るものがなければ仕方なしに貼ったかもしれませんが、私は レイ・アウトの気泡軽減反射防止保護フィルムRT-SRTF/H1 を貼り付け済で、それをわざわざ剥がすほどのものでもないので、見なかったことにしました。
軽く感じる?
シールの分だけむしろ重くなっているはずですが、貼り付ける前よりわずかに軽く感じます(個人の感想です)。黒い塊だったのが真っ白になり、明度が高いものは軽く感じる心理効果が作用していると思われます。
液晶保護シートの作りを見て、本体のほうの保護シールは大丈夫か?と思いましたが、特にはみ出しやズレなどもなく、まんべんなくカバーできています。
ベタつく
貼ってその出来に喜んで持ち歩いてると、どうも表面がベタベタしてます。おそらく生産中に表面に油的な何かが塗られているのだと思われるので、 無水エタノール で拭いてみたら改善したような気がします。見た目でわからないので、実際のところはどうなのか、何とも言えません。
今回、貼り付け前のSurface表面の掃除にも無水エタノールを使いました。ただし、無水エタノールは塗装を侵す場合があるので、使用には注意が必要です。キックスタンドの窓マークが消えたりしないだろうか、と警戒していましたが、それは大丈夫でした。
どこで買えばいいの
Amazonには4色しかありませんが、調べてみると メーカーのサイト(海外) には日本では売ってないレッドやオレンジもあって魅力的です。日本への発送も行っているようで、送料と合わせて $42.90 とやや高めではありますが、好みの色があれば検討してみる価値はあると思います。私もレッドを輸入すればよかったかも。
おわりに
割りと雑に置いてもよくなったのがとても気楽でいいです。USBや電源端子周りもオス側のコネクタが金属なせいで傷だらけになりがちなので、そのへんも気にしなくてよくなったのがうれしい。
何より、既成品とはいえ自分で貼り付けて劇的に見た目が変わるので、かなり愛着が増します! これはすべてのSurfaceユーザーにオススメしたいくらいです。裏面は自作ステッカーで痛化する場合も、サイドはこれを貼っておくと扱いやすくなるのではないでしょうか(サイドだけ貼るのに3000円弱はちょっと高い気もするけど)。
あとは、Surface RT 2は色がシルバーで出るのに、Surface Pro 2は現行と同じダークチタニウムでつまらないという人にもオススメですね。