ワコムのペンドライバーは今まともに動いているなら更新しない方がよい - 肉うどん

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ワコムのペンドライバーは今まともに動いているなら更新しない方がよい



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これはワコムに限らずそうなんですが、デバイスドライバーは闇雲に更新すればよいものではなく、基本的に今まともに動いているなら無理に更新しなくてもよい、というか更新しない方がよいです。

というわけで、今回はデバイスドライバーの更新についてのお話です。少し前にワコムペンドライバーの文字認識モードという古(いにしえ)の知識について記載したので、もう一つ書いておくことにしました。

最新のドライバー=最良ではない

最新版のドライバーが常にすべての環境において適切かというとそんなことはなく、その環境との相性によっては、ドライバーを新しくすることで不具合が発生する場合もあります。新しいドライバには新しい環境に適応させるための更新を含むので、古い環境では不具合が出やすいとも考えられます。

ドライバーを更新するとき、人は何を期待して更新しているでしょうか? 入れる前に一度振り返ってみるのがよいと思います。更新内容を見て必要と思えば更新してよいのですが、新しい=優れている、ではないことは念頭に置いておく必要があります。

新しいドライバーを入れる前に更新内容を確認する

ワコムペンドライバーの各バージョンについては、「主な改善点」と「すでに判明している症状」がタブレットドライバ更新情報(下記リンク)から確認できます。

Twitterでは「修羅場中にワコムのドライバーを更新したら不具合が起きました~」的なツイートが定期的にバズってますが、環境を更新するならば何が起きても対処できるだけの余裕を持って行うべきです。特に修羅場の最中に更新するなど、もってのほかです(これはCLIP STUDIO PAINTなどのソフトも同様です)。

Windowsのようなネットワーク上での稼働が前提のものは、随時更新しないとセキュリティリスクがあるため、更新しないことで不利益を被る可能性があります。しかしローカルデバイスはそうではありません。ペンタブは更新しなくてもセキュリティリスクはないので、急いで更新する理由はないはずです。

今まさにドライバーのバグ等に悩まされている! 更新したら直るはず! という場合は最新版を入れるより、むしろ古いバージョンを入れたほうがよいように思います(環境にもよるので一概には言えませんが)。

あえて古いドライバーを入れる場合もある

ワコムのペンドライバーのダウンロードページには、昔のバージョンもずらりと並んでいます。環境によっては新しめのドライバでは不具合が起こる場合があるので、そういうときはバージョンを遡ってインストールし、動作を試してみるのがよいでしょう。

いずれにしても環境に適したバージョンのデバイスドライバーを使うことが大事です。最新のものが自分の環境や使い方に適しているとは限りません。動作を検証できる時間がないときはバージョンを変更しない方が無難です。

ご注意

デバイスドライバーやファームウェアの更新においては、最新OSへの対応や、致命的な不具合の修正を含む場合など、メーカーが更新を強く推奨していることもあります。いずれにしても更新内容を見て必要と思えば更新する、不要なら更新しないことを心掛けるのがよいかと。