MobileStudio Pro 16(2019年モデル)予約受付開始、10月18日発売 メモリとSSDが交換可能になった新型
ワコムのPC一体型タブレットの2019年モデル、Wacom MobileStudio Pro 16(DTHW1621HK0D)がワコムストアにて予約受付開始しました。10月18日発売予定。今回の構成・スペックは1種類のみで、ワコムストアでの価格は418,000円(税込)。
以前、日本国内での販売は未定であるとして取り下げられた新型モバスタが改めて発表されました。※13型モデルは後日発売予定とされています。
目次
MobileStudio Pro 16(2019年モデル)のスペック
- OS:Windows 10 Professional
- CPU:第8世代(Coffee Lake)Intel Core i7-8559U
- グラフィック:NVIDIA Quadro P1000 4GB GDDR5
- メモリ: 16GB (DDR4-2400 SO-DIMM) + 空きスロット1 (2スロット合計最大32GB)
- ディスプレイ:15.6インチ 3,840×2,160(16:9、282ppi)
- 色域:Adobe RGBカバー率85%
- ストレージ:512GB SSD (PCIe Gen3x2 M.2 2280 NVMe / 換装可能)
- 質量:約2.1kg
- ペン:付属(筆圧8,192段階、傾き検知対応)
- タッチ:10点マルチタッチ
- スタンド:着脱式(付属)、3段階(16° / 30° / 43°)
メモリとSSD(M.2 NVMe)は本体の裏パネルを外すことで、増設・交換ができるとのこと。
本体左にはカスタマイズ可能な8つのエクスプレスキーと4つのリングキー、ホームボタン(指紋認証センサー付き)があります。その他、GPSや加速度センサーなども搭載されています。
先代機には3Dカメラを搭載して物体を撮影して3Dイメージとして取り込むことができるものもありましたが、こちらは今回はオミットされたようです。
デスクトップモードの接続について
MobileStudio Pro 16(2019年モデル)はインターフェース端子としてUSB 3.1 Type-C、Thunderbolt 3×2を搭載。USB 3.1 Type-C端子経由で別PCと接続し、モニタ(液タブ)として使うことができるデスクトップモードは今回も健在です。
USB Type-C (DisplayPort Alt Mode対応) 端子があるPCとはオプションなしで接続可能。HDMI、mini DisplayPortで接続する場合はWacom Link Plus(別売)が必要とされています。
プロペン2対応
ペンはプロペン2 (KP-504E) が付属。
プロペン2対応により、サイドスイッチが3つの Pro Pen 3D (KP505) や、細身の Pro Pen slim (KP301E00DZ) といったプロペン2規格のオプションペンも使えます。
モバイルスタンド同梱
先代機ではオプションとして提供されていたモバイルスタンドは、今回は同梱です。ワコムのオプション品は発売が遅いことがままあるので本体同梱はありがたいところです。
※2016年モデルのときはモバイルスタンドは1年以上経ってから発売されました。
追記:ワコムストアでは「オールインワンセット」も販売
ワコムストアでは、MobileStudio Pro 16にCLIP STUDIO PAINT EX (DL版)、Wacom Link Plus (ACK42819)、ワイヤレスキーボード (WKT-400-JP)、ソフトケース (ACK52702)、サンワサプライ ペーパーライクフィルム、ワコム監修2本指タブレットグローブDrawing Soul(SサイズとMサイズが選択可能)がセットになった「オールインワンセット」も販売開始されました。価格は429,000円(税込)。