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Surface Pro 3はVAIO Duo 13のペンも使える 単体購入して試してみました

VAIO Duo 13のデジタイザーペン、VGP-STD2 です。Surface Pro 3のN-trigはハードウェア的に以前の機種のものと変わらないようなので、使えるかなーと思って買ってみました。

結論から言うと使えました。これだけで終わるのも何なので、もうちょっと詳しく書いてみます。

Surface Pro 3付属ペンとの比較など

Surface Pro 3付属ペンと並べて、ペン先も抜いてみました。上がSurface Pro 3、下がVAIO Duo 13のものです。VAIO Duo 13の芯は確かに金属が埋まっています。見てのとおり形状が違うので、Surface Pro 3のペンとVAIO Duo 13のペンの芯に互換性はありません。

書き味の違う替え芯つき

デフォルトのグレーのソフト芯のほかに、ブラックのハード芯が付属しています。ソフト芯はSurface Pro 3の芯ほどソフトではないです(Surface Pro 3のペン先はちょっとソフトすぎるのでは)。

画面に対してコツコツっと当たるハード芯の感触は旧来のスタイラスに近いです。というか旧来のスタイラスそのものなんですけど。今は画面に何も貼ってないですが、ノングレアの保護フィルムを貼り付けるといい感じになりそうな予感がします。

その後、PDA工房の反射低減保護フィルム を貼り付けてみました。ちょっと厚みがあり、描くとペンが少し沈み込むような感じがあります。摩擦もそこそこあり、紙に描くような感触に近づきました。

筆圧の出方に違いはないが、カーソルの位置がよりペン先に近い気がする

芯の違いによって摩擦も違うので、描いた感覚は差がありますが、筆圧の出方自体はどちらのペンも同じ感じです。

ただ、Surface Pro 3のペンは傾けるとカーソルがペン先よりも内側に入り込んでいく感じがありましたが、VAIO Duo 13のペンは入り込んでいく度合いが少ないように感じます。

サイドスイッチはSurface Pro 3のペンと同様

VGP-STD2にはテールスイッチはありませんが、サイドスイッチはSurface Pro 3のペンと同様の機能のものが2つあります。

余談ですが、Surface Pro 3のペンのテールスイッチはN-trigのペンには存在しないものを無理やりくっつけて1つにしているものです。なのであの部分だけ独自にボタン電池が必要ですし、通信方式もあの部分だけBluetoothになってます。

ちなみに電池蓋パーツはSurface Pro 3のものと互換性があり、入れ換えて装着したりもできます。

VAIO Duo 13のペンも磁力でくっつく

Surface Pro 3付属のペン同様、電源コネクタのあたりに磁力でくっつけることができます。くっつき方はむしろSurface Pro 3付属のペンより安定しています。

タイプカバーをつけていなければ画面下部にもつけられるのも同様です。

VAIO Duo 11のペンも使えるはず

今回は試していないのですが、VAIO Duo 11とVAIO Duo 13はペンが互換性があったそうなので、 VAIO Duo 11のペン もSurface Pro 3で使えるはずです。

おわりに

少々お高くつきましたが、Surface Pro 3付属のペンより感触がよいので買ってよかったです。ソニーがVAIOを別会社に売却してしまった関係で、旧機種の部品はプレ値で売り出している業者もあり、入手は困難になりつつあるようです。興味のおありの方はお早めにどうぞ。

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