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【レビュー】富士通の六角形スタイラスペンTAB5の外観や使用感など

富士通 六角形スタイラスペン(電磁誘導ペン) のレビューです。本業や原稿作業があって取り上げるタイミングがなかったのですが、7月21日(木)の夜に注文して25日(月)に届きました。これは休日を挟んだために遅くなったと考えられ、平日ならもう少し早いのではないかと思います。

サイドスイッチなし

六角形スタイラスペンにはサイドスイッチがありません。鉛筆を模すにしても、ここはツライチで実装しておいて欲しかったところですが……。サイドスイッチを使わない人にはいいかも知れません。

サイドスイッチがないので、自動的に筆圧調整も不可能となります。最近のペンはサイドスイッチがあっても開けられなかったり、開けても筆圧調整ネジがなかったりするので、これは仕方のないところかと。

意外と細い、そして軽い

電磁ペンとしてはかなり細身の部類ですが、鉛筆と比較するとほぼ同幅です。鉛筆を模した形状というだけあり、握ったときのサイズ感はかなり鉛筆に近いです。全長13.6cmと少々短いのは好みが分かれるところか。プニュグリップをつけてみるのも面白いかも。

表面は梨地でザラザラ。ここはあまり鉛筆感がないものの、滑りにくいのはGood。なお表面は塗装などされていないプラ丸出しです。これがいかにも安っぽく感じられ、6000円近い価格に疑問を投げかけます。

六角形なのは手元の部分だけで、テールスイッチ側に向かってシームレスに円柱型になっています。テールスイッチ付近にはストラップホールもあり。

重量は実測で6g。鉛筆と同等……とまではいきませんが、Cintiqのグリップペンが17g、RZ82の付属ペンが12g、Bamboo Smart CS310UKのキャップレス状態でも10gなので、かなり軽いですね。かといってGalaxy Noteのペンのように細すぎないので、ペンが太い・重いと感じられる方には有用かと思います。

東芝 dynabook RZ82でも問題なく使える

富士通WQ2/Xのペンは東芝 dynabook RZ82同様、傾きに強いタイプなので、相互に利用できます。

逆にVivoTab Note 8のような旧来の機種で使用した場合はズレが大きくなります。具体的には傾けたとき、カーソルがペン先の外側に離れていきます。

東芝 dynabook RX82/ABP

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肝心の書き味は

芯はフェルト芯。RZ82の付属ペンと同様のフェルト芯なので、書き味に特別な違いはありません。ペン自体の鉛筆ライクな適度な細さで書きやすくはあります。かなり気分の問題もあると思う。

このペン自体には付属品はなく、従来のペンのように芯抜きや替え芯が付属しません。しかし他の替え芯などに付属する芯抜きで抜くことは可能で、芯の形状はBamboo Smart CS310UKと同一のため流用可能です。なおこの芯はGalaxy Note Edgeの付属ペンの芯とも共通です。

プロペン2の芯も形状はほぼ同一ですが軸の太さが違い、プロペン2の芯のほうがすこし太いです。一応、六角形スタイラスペンTAB5に挿して使うことはできました。※故障の原因となる可能性があるので自己責任でどうぞ。

六角形スタイラスペンは買いか?

正直に申し上げて、これで6,000円近いのはちょっとお高いと思いました。以前調べたようにオプションとして1,800円で追加できるなら全然アリだと思いますが、単品でわざわざ買うほどのものではなかったかな。基本的にarrows Tab WQ2/Xなど該当機種のユーザーが破損・紛失時に買うために用意されたものなのでしょう。であればこの価格もギリギリ納得できます。その他一般の方にはオススメしません。

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