Hi-uni DIGITAL for Wacomは、三菱鉛筆とワコムがコラボした、
目次
Hi-uni DIGITAL for Wacomの対応機種
Hi-uni DIGITAL for Wacomは、Wacom One 液晶ペンタブレット13のオプションペンであり、Wacom One以外のIntuosやCintiqなどのペンタブでは使うことはできません。ただし、Wacom Oneと同じペンを採用したタブレットPCでは使うことができます。
Wacom One 液晶ペンタブレット13以外の対応機種については、Hi-uni DIGITAL for Wacom 互換性のあるデバイス一覧(2020年8月6日現在)(PDF)が公開されています。
このリストは海外で販売されている機種が主となっており、raytrektab DG-D10IWP2や富士通 arrows Tab WQ2/E1などは記載されていませんが、Wacom Feel IT Technologiesの電磁誘導方式(EMR)対応機種であれば恐らくどれでも使えるはずです。
※CintiqやIntuos、Intuos Proなどはペン方式が違うため互換性はありません。
Hi-uni DIGITAL for Wacomの性能
筆圧4,096段階、サイドスイッチなし。機能的には先行して販売されている 三菱鉛筆9800 デジタイザペン(ドスパラ専売)と同等で、実質的なバリエーション製品と考えてよさそうです。三菱鉛筆9800デジタイザペンの発売から現在までに特段の技術革新はなかったので、中身のデジタイザペンは三菱鉛筆9800と同じものと思われます。
三菱鉛筆9800 デジタイザペンのレビューはこちら → 【レビュー】三菱鉛筆9800 デジタイザペンは書き味がよくて取り回しもいい鉛筆型ペン、電磁誘導方式対応のタブPCで使用可能
Hi-uni DIGITAL for Wacomには標準芯3本が付属するため、ややお得感があります(三菱鉛筆9800デジタイザペンには替え芯は付属しません)。
また、付属品として記載はありませんが、Hi-uni DIGITAL for Wacomにも三菱鉛筆9800デジタイザペンと同じキャップが付属します。
※三菱鉛筆9800デジタイザペンは芯素材がエラストマーだったため、標準芯がセットされているHi-uni DIGITAL for Wacomとは書き味が異なります。Hi-uni DIGITAL for Wacomの替え芯は
CLIP STUDIO PAINTで使えるHi-uniブラシデータのプレゼントについて
Wacom One購入特典として、Hi-uniの描き味を再現したCLIP STUDIO PAINTのブラシデータ22種類のセットが提供されています(2020年12月31日まで)。
こちらは既にWacom Oneを購入済みの方も対象とされています。Wacom IDにてWacom Oneを製品登録すると、「ブラシデータ22種(sutファイル)」と「設定方法のご案内(文章)」が入手できます。データ自体は汎用のため、入手後はWacom OneやHi-uni DIGITAL for Wacom以外の組み合わせでも使用可能と思われます。
※ブラシデータはHi-uni DIGITAL for Wacomの購入特典ではなく、Wacom Oneの購入特典です。ご注意ください。
実際にブラシデータをダウンロードして使ってみた感想はこちら→Wacom One購入特典のHi-uniブラシをダウンロードして使ってみました 傾き検知の楽しさが伝わるブラシ
なお、現状、ワコムの製品登録はワコムデスクトップセンターを経由する必要があり、そのためにはWindowsかMacのPCに該当製品を接続しなければならず、Android端末からは登録を行えなません。8月21日より利用可能となるCLIP STUDIO PAINT for GalaxyとWacom Oneとの組み合わせでは特典がダウンロードできないので、その場合は別途PCを用意しなければならないと思われます。