肉うどん

raytrektab DG-D10IWP (10インチ版) の実機を触ってきたけど表面にブヨブヨしたシートが貼られてて書き味の良否は正直よく分からんかった

ドスパラ秋葉原本店などではraytrektab DG-D10IWPの実機展示が始まっていると聞いて触ってきたのですが、展示機は正直に申し上げて書き味がどうこう言える状態ではなかったというのが包み隠さぬ本音です。

保護フィルムが邪魔

ペンを滑らせた時の感触もビニール的で、ときどき引っかかり(物理)が発生しました。展示機を保護するために分厚い保護フィルムを貼付してあったのかも。これは書き味に直結するので販促用の展示としてはマイナスではないかと思います。

あるいは、購入時に貼り付けられている工場出荷時の傷防止用保護フィルムがこれなのかもしれません(8インチ版raytrektabでは、工場出荷時の傷防止用保護フィルムの影響により、画面がシャボン玉のような虹色に光って見える事態が発生していました)。もしそうであれは、購入後は速攻でフィルムをはがした方がいいですね。

また、付属する「手書き風液晶保護フィルム」を貼り付けた状態がこれだとしたら、付属品は貼らずに社外品を用意した方がよさそうです。幸いにしてすでにPDA工房から専用フィルムの発売が決定されています。

ペンと画面の距離について

視差(ペン先とカーソル表示の距離)はやや大きめに見えました。ただしこれも貼り付けてあるシートのせいかも? このあたりは購入後にじっくり確認したいところです。

カーソルずれは左下でだけやや発生

カーソルは基本的にはズレはなく、ペン先に追従してくれます。左下のあたりでだけややズレが確認できました。ただし、使ううえで困るというほどのものではないです。

新型ペンの軽さがすごい

見た目では長さが気になっていましたが、ペンの重量(公称5グラム)がほぼ無に等しいため、持ってしまうとまったく気になりませんでした。

軽すぎてすぐにどこかへ行ってしまいそうなのが難点と言えば難点です。ペンが円柱状で、机の上に置いたときに無限に転がりそうにも見えました。場合によってはペンクリップなどを用意して付けてもいいですね。

ペン先は極めて細い

新型ペンのペン先は、製図用のシャーペンのような出で立ちです。8インチ版のペンもそのまま使えますが、この細さを見たあとだと8インチ版のペンにはちょっと戻りたくないかも……。

新型ペンはノック式で、ペンのお尻を押すとペン先が出たり引っ込んだりします。よくあるボールペンのような構造です。伊達や酔狂でこうなっているのではなく、ペン先が極めて細いために、輸送時の保護機構が必要となって実装されたものと思われます。

まとめ

これから見に行かれる方は、書き味についてはあまり参考にならないかもしれないという点は念頭に置いておいたほうがよいです。新型ペンを見に行くにはいいと思います。

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