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【DQウォーク】ヒーラーにすばやさは要らない

ドラクエウォークは能力値のカスタマイズ製がそれなりにあります。そこで僧侶などのヒーラーにはすばやさが必要であるとして、青色のこころですばやさを補強しようだとか言った論説をしばしば見かけるのですが、ドラクエウォークの戦闘システムならヒーラーにすばやさはあまり必要ないように思います。

1ターン1回行動の原則

前提として、各キャラには1ターン1回行動の原則があります。

ターンの区切りが見えないため分かりづらくはありますが、ドラクエウォークの戦闘システムは伝統的な1ターン1回行動です。すばやさがどれほど高くても、そのキャラだけターンが回ってくる頻度が高まるといったことはありません。

※すばやさは1ターン内での各キャラの行動順に影響し、すばやさが高いほど先に行動できます。しかし、ターンの区切りを越えることはありません。

そもそもなぜヒーラーにすばやさが必要と思うのか?

昔のドラクエではターンの最初にパーティ全員分の行動を入力する必要があり、僧侶のすばやさが低い場合は、敵に連続で攻撃されてパーティが壊滅することもありました。

敵の攻撃が来そうなターンは先読みして回復コマンドを入れておく、といったことをしないと前ターンのダメージが残った状態でまた敵の攻撃が来て死にます。

このとき、僧侶のすばやさが高ければ敵に先制して動くことができ、前ターンでダメージを受けた直後に回復行動が取れるようになります。ダメージを見た上でコマンド入力ができるということです。

このような理由により、昔のドラクエでは僧侶のすばやさは重要なファクターでした。そのイメージから、今作でもすばやさを上げなければいけないと思いこんでしまうのではないでしょうか。

敵の攻撃の直後に行動を選択できれば何でもよい

ドラクエウォークでは、各キャラが行動可能になったタイミングでそのキャラへのコマンド入力を行い、そのコマンドは即時実行されます。

僧侶のすばやさを上げる目的は、敵の攻撃の直後に回復行動をすることでした。敵の攻撃の直後にターンが回ってきて、そのときに行動を選択できるならば、僧侶が遅くても速くても結果は同じです。

↓図です。

最初にどちらかが先制攻撃をするのを除けば、敵味方が交互に行動することに変わりはありません。

※このシステムはドラクエウォーク特有のものではなく、ドラゴンクエスト11(PS4版/Switch版の3Dモード時)と同じです。

じゃあ、すばやさって何の為にあるの

すばやさが完全に無意味かといえばもちろんそんなことはなく、雑魚狩りにおいては敵が動き出す前に倒せると嬉しいですよね。また、1ターンで全滅させられなかった場合でも、先制攻撃しておけば倒しきるまでにトータルで受ける攻撃の回数は少なくなります。

ボス戦では先制してスカラ等の補助呪文を使いたいといった目的もあるでしょう。

もちろん先制攻撃を受けたくはないので、すばやさが高いに越したことはありません。しかし、かいふく魔力などを犠牲にしてまで上げる価値が本当にあるでしょうか。

ドラクエウォークは全体的に敵がタフなので、すばやさが高いことのメリットは特に薄くなります。1回の戦闘でターン数が掛かれば掛かるほど最初のターンの比重は下がり、すばやさのメリットが消えていくからです。ならば、すばやさ以外の能力を高める方がより有利に立ち回れるのではないかと思います。

高難度ではパーティの行動順を固定化することが重要

ザオラルなどで復活させた場合に、死亡していたキャラのそのターン中の行動順がまだ来ていなければ、復活してすぐ行動できます。単純に手数が1つ増やせるので、パーティの行動順を固定化し、把握しておくことは重要です。

パーティ内の4人のすばやさが団子状態にならないように、しっかりと差を付けておくとパーティの行動順を固定化できます。

ヒーラーの行動順をパーティ内で最遅にしておけば、敵の攻撃でヒーラーが倒れた場合に、仲間が世界樹の葉などを使って復活させてすぐ(敵の攻撃が来る前に)全体回復が撃てるようにもなります。

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