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Wacom Cintiq 22予約受付開始、7月25日発売 21.5型フルHDの廉価版液タブ

Wacom Cintiq 22 (DTK2260K0D) が販売開始しました。7月25日発売。ワコムストアでの価格は121,000円(税込)。

Cintiq 22のスペック

Cintiq 22は画面解像度がフルHDであり、ダイレクトボンディングでない(ペン先とポインタの距離がある)、タッチ入力不可など、上位機種のCintiq Proシリーズと比較すると価格なりの部分もありますが、最新のプロペン2(筆圧8,192段階)が使えるという点では同等です。

プロペン2対応により、サイドスイッチが3つの Pro Pen 3D (KP505) や、細身の Pro Pen slim (KP301E00DZ) といったプロペン2の豊富なオプションペンも使えます。

色域はCintiq Proに比べればやや狭めとはいえ、sRGBカバー率が96%あればWeb用イラストに使うには十分です(カラー印刷用途だと困ることもあるかも)。Cintiq Proを使っている人も、AdobeRGBではなくsRGBの色域に制限して使っているケースはよく聞きます。

ほぼ垂直まで立てられるスタンドが付属し、追加投資が不要なのはうれしいポイントです。

Cintiq 22は、画面サイズとそれに伴う筐体の大型化以外のスペックはCintiq 16と同等です。Cintiq 16の大画面版と考えてよいでしょう。フラックシップたるCintiq Proシリーズに対し、Cintiqシリーズはエントリー向けの廉価版の位置づけになっており、Cintiq 22は「安価な液タブが欲しいがCintiq 16では小さい」という方向けと言えます。

DTK2260K0DとDTK2260K1Dの違いについて

DTK2260K0DとDTK2260K1Dの違いについて検索してここに辿り着く方が少なからずいるようなので記載しておきます。

末尾のK0DやK1Dはどのような販売形態で売っているかを示す枝番のようなものです。DTK2260K1DはAmazon限定版の型番で、違いはアマゾンオリジナルデータ特典(CLIP STUDIO PAINT用カスタムブラシデータ)が付くだけであり、ハードウェアは同一です。

なおヘルプ等では単にDTK-2260と表記されているのが確認でき、(ハードにおいては)K0DやK1Dに意味がないことが分かります。参考:Wacom ヘルプ (DTK-2260)

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