本日の発表会で、Surface Pro 4の日本での発売日が11月12日と発表されました。(Surface Bookは2016年初頭だそうです。)
発売が遅い、ラインナップがイマイチ、価格が高い、といった理由で個人輸入を検討する方もいるかと思いますが、この価格について、本当に輸入した方が得なのか? 実際に計算して確認してみました。
前提の計算要素
本日10月22日のドル円レートは119.61~120.27ですが、ここではキリのいいところで120円として計算します。レートはカード会社の決済日によって決まるため、都合のいいレートを狙っての決済はできないので細かく考えても仕方ないです。
これに加えて、クレジットカードでドルの商品を購入する場合、手数料がかかります。カード会社によっても違うでしょうが、ここでは1.6%とします。120円なら120*1.016=121.92円計算で請求されます。
パソコンに関税はかかりませんが、消費税はかかります。個人の場合0.6掛けとなり、0.08*0.6=0.048で、4.8%かかります。
輸入代行会社を使うなら、その手数料および送料もかかります。私は初代Proのときはspearnet、Pro3のときはMalltailを利用しました。いずれの代行会社も重量で送料が変わります。発送重量はだいたい2キログラム=4.41ポンドで5ポンド以内の料金となり、Pro3のときは$41.95かかりました。初代Proのときの金額は記録を残していなかったのですが、spearnetの料金表から計算すると5ポンドなら$60.63かかるみたいですね。この送料が意外と馬鹿にならないから困る。
計算
送料は$41.95で計算します。税込価格はヨドバシ.comを参照しました。
U3-00014 Core m3/128GB/メモリ4GB ¥134,780(税込)
$899.00+$41.95=940.95*121.92*1.048≒120,227円 差額:14,553円
CR5-00014 Core i5/128GB/メモリ4GB ¥150,980(税込)
$999.00+$41.95=1040.95*121.92*1.048≒133,004円 差額:17,976円
SCR3-00014 Core i5/256GB/メモリ8GB ¥194,180(税込)
$1,299.00+$41.95=1340.95*121.92*1.048≒171,336円 差額:22,844円
CQ9-00014 Core i7/256GB/メモリ8GB ¥231,980(税込)
$1,599.00+$41.95=1640.95*121.92*1.048≒209,667円 差額:22,313円
TH2-00014 Core i7/256GB/メモリ16GB ¥258,980(税込)
$1,799.00+$41.95=1840.95*121.92*1.048≒235,222円 差額:23,758円
TH4-00014 Core i7/512GB/メモリ16GB ¥312,980(税込)
$2,199.00+$41.95=2240.95*121.92*1.048≒286,331円 差額:26,649円
おわりに
わかっちゃいたけど日本高いよ! 改めて計算したら想像以上に高かったよ! 輸入の手数料その他を加味してもここまで差額がつくとは思わなかったので、正直びっくりしました。
一応日本はOffice Home & Business Premiumがつくので、Officeが必要な人にはいいのかもしれない(それにしたって高い)が、Officeがいらない人にとっては単に高いだけです。どうしてこうなった。
ちなみに、輸入する場合についてですが、Surface Pro 3は海外版でも技適マークはありました。(※海外版のSurface Pro 4 / Surface Bookにもあることを保証するものではありません。輸入および海外機器の使用は自己責任でお願いします。)
マイクロソフト Surface Pro 4(Core-M/128GB/4GBモデル) Windowsタブレット[Office付き・12.3型] (キーボード別売・シルバー) SU3-00014
マイクロソフト Surface Pro 4(i5/128GB/4GBモデル) Windowsタブレット[Office付き・12.3型] (キーボード別売・シルバー) CR5-00014
マイクロソフト Surface Pro 4(i5/256GB/8GBモデル) Windowsタブレット[Office付き・12.3型] (キーボード別売・シルバー) CR3-00014