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【DIY】玄関横にルンバの巣を作ったときの話をしておきます

わが家のルンバe5がときどきスケジュール清掃を開始できなくなる問題に対処するため、ルンバの巣(ルンバ基地/ホームベース置き場)を作り、1年ほどその状態で運用していました。

家の構造はそれぞれ違うので、これが他者の参考になるかは微妙なところですが、考え方は活かせるかもしれないということで記載しておくことにしました。

ルンバの巣を作る必要性について

まず前提として、「ルンバが見えてるとみっともない」みたいな感情論ではなく、必要に差し迫られて巣箱を作りました。

というのも、ルンバをリビングに置いておくと、日常生活の中でタンスの角に小指をぶつけるかのごとく軽く蹴飛ばされ、ホームベースからズレて充電できていないことがあったためです。

ルンバは常に電源が入っている状態なので、給電が絶たれるとすぐにバッテリーがなくなってしまい、結果としてスケジュール通りに清掃を開始できない事態が発生していたんですね。

当初、過去にルンバe5が起動しなくなったときと同じ現象かと思って再起動しようとしましたが、反応なし。ドックに接触させてみたときのバッテリーのアイコンが赤色で、本当に充電できていないと分かりました。

この問題に対し、「待機状態のときは触れないように囲うべき」として、巣箱を制作しました。

なぜ玄関か

我が家は床から離れて浮いたようなシューズボックスが廊下まで続いていて、その下の空間が何に使えるでもなく無駄だな~と常々思っていました。ここにルンバを入れられればちょうどよかろうと考えて、実行しました。

また、ルンバe5はマッピング機能がないので、家の端のほうにホームを置くとホームを見失って帰れなくなるケースが多々ありました。なので、家の中央に近い箇所に設置したいという事情もあります(うちは玄関が家の中央に近いので)。この辺は間取りによりますね。

玄関に置くには段差の解消が必要

玄関のたたきには段差があります。その段差の手前まで(廊下部分)の置ける範囲だけでルンバを置くと、狭くて廊下に飛び出してしまいます。

段差があって置けないなら段差を解消すればよかろうということで、MDF材を壁板にしてワンバイフォー材を少し浮かせる形で固定しました。

↓図にするとこんな感じです。

※写真でも分かるように、実際には上側もワンバイフォー材で固定しています。

出来上がり

ということで、できたのが冒頭の画像です。

横幅(ルンバの入口)は上にあるシューズボックスに合わせて40cmにしました。しかし目の錯覚のせいか、上から見ると飛び出して見えてしまうので、もう少し狭くしたほうがよかったかもしれません。

正面から見るとこんな風になっています。

ルンバの説明書にホームベースはもっと広いところに置けと書かれているのは無視してOKです。実際はこれくらい狭くてもルンバは出入りしてくれます。

出入りに問題はありませんが、ルンバが中でホームベースを動かしてしまう可能性があるので、ホームベースは床もしくは囲いにしっかり固定しておいた方がよいです。今回は養生テープで床(を延長した板)に固定しました。

壁側は巾木の上に乗るようにしました。こうしておくと壁にピッタリ配置できて見た目が多少スッキリします。ここの壁にはコンセントがあるので、コンセント部は避けるように組んでいます。

なお組んだ後に思いましたが、別に負荷のかかる箇所もないのでワンバイフォー材を使う必要はなく、MDF材だけで箱組みして安価に済ませてもよかったですね。そのほうが素材の統一感も出て、見た目もいい感じになりそうでした。

効果の評価

巣箱を作ったことによる効果はてきめんで、毎日問題なくスケジュール清掃を開始できるようになりました。

囲ったこと自体よりも効果が大きかったのは、待機中のルンバを生活導線の外に出せたことです。今までは部屋の隅から微妙に飛び出した位置にルンバがいましたが、ルンバ自体を通路の奥に押し込むことができ、蹴飛ばされる可能性自体がなくなりました。結局のところ本当に悪かったのは、ルンバのホームベースが生活動線上にあったことだったんですね。

なので、ルンバのホームベースは人が通らないところに置くのがオススメです。……と言うと簡単ですが、そんなスペースがあるかが問題ですね。うちの場合はうまくスペースが作れてラッキーでした。

このようなスペースのない家では、メタルラックなどの一番下をルンバの巣にするのがよさそうに思いました。

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