PC版マギアレコードがDMM GAMESにて配信されました。が、蓋を開けてみれば移植ではなく単にエミュレータ(BlueStacks)で動作するものでした。エミュレータ上でAndroid版がそのまま動作している状態なので要求スペックもメモリ8GB以上と無駄に高いです。
それはさておき、BlueStacksを使っているということは設定変更で色々遊べるので遊んでみましょう。
目次
マギレコは画面解像度が4:3の端末では見える範囲が広くなる
PC版マギレコはデフォルトでは画面サイズ(アスペクト比)が16:9で、スマホでよく見る画面と同じです。
マギレコは画面比率が16:9と4:3では画面構成が変化するように作られており、アスペクト比が4:3の機種(iPadなど)では立ち絵が膝下まで見えるようになるなどの恩恵があります。各キャラの私服などは立ち絵以外では見られないものもあり、PC版もどうせウィンドウ表示するなら4:3で表示してほしいという人もきっと多いですよね。4:3に変更しましょう。
設定画面でカスタム解像度を入力する
設定画面はウィンドウ右下の歯車のマークから開けます。
BlueStacksは設定画面から画面解像度が指定可能で、値の直接入力ができますが、ここで入力した値は設定保存時に比率が16:9になるように再計算されてしまいます(BlueStacksの仕様です)。
追記:カスタム解像度で画面比率が4:3となる値(1440×1080や、1600×1200など)を入力し、アプリを再起動すると反映されます。
以前のバージョンではレジストリを編集しなければ画面比率が反映されませんでしたが、アップデートによって設定画面で入力した値がそのまま反映されるようになりました。そのため現在はレジストリの編集は不要です。(レジストリの編集を行う場合の記載も念のため残しておきます。)
再起動してウィンドウが4:3になっていれば成功です。今まではiPad以外のプレイヤーはほとんど見ることのできない画面構成でしたが、これからは気軽に見られますね。
レジストリの設定方法
PC版マギレコが起動している場合は終了してから、レジストリエディタを開きます。
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\BlueStacks_dmm\Guests\Android\FrameBuffer\0
上記パスの中にある、GuestHeightとGuestWidthを変更します。たとえばGuestHeightを1200、GuestWidthを1600として起動すると、画面比率が4:3になります。
メモ:BlueStacksでの設定について
DMM Player以外の、本来のBlueStacksで解像度の設定を行う場合は、下記パスのレジストリを変更します。これはPC版マギレコのプレイヤーには関係ない話ですが、BlueStacksでの設定方法を検索してこのページに来る方がそれなりにいるようなので記載しておきます。
\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\BlueStacks\Guests\Android\FrameBuffer\0
※DMM Player版のBlueStacksのレジストリはパス内の BlueStacks が BlueStacks_dmm になっているだけでした。設定方法は同様です。
さらに正方形にも…?
縦と横の解像度を同一にすると画面が正方形になります。正方形にすると立ち絵がくるぶしあたりまで表示され、キャラによってはiPadでも見ることのできなかった靴まで見られたりします。
背景の上下や、キャラの足の先が微妙に切れているのが確認できますが、本来見られることもなかったであろう箇所なのでご愛敬です。
なお解像度を縦長にすると自動回転されてしまい、横長の値を指定した場合と同様の表示になるため、正方形が縦の長さを最も大きく取れます。
軽量化設定について
PC版マギレコはデフォルトの設定では重すぎてまともに遊べないので設定を変更しています。具体的には以下のように変更しました。
- グラフィックモード:DirectX
- CPUコア数:4
- メモリー:4096MB
- FPS:30
FPSは念のため下げてみましたが、あまり効果がないようです。効果が大きかったのはグラフィックモードとメモリーでしょうね。解像度を変更する際に1280×960など小さめの値を指定するのもよいかもしれません。
なおこれらの設定変更はアプリの再起動後に有効となります。起動に時間が掛かるので再起動は面倒ですが仕方ありません。一度設定してしまえば(PCのスペックにもよりますが)それなりに動くようになります。
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