肉うどん

Switch用のJoy-Conとドッキング可能なキーボードが1年近く延期していてもう発売されない疑惑と、その代替となる商品について(追記あり)

レトロフリークなどでおなじみのサイバーガジェットがNintendo Switch用のJoy-Conとドッキングできるキーボードを出すと発表してから既に1年近く延期していて、もう発売されないのでは? という疑惑が湧いています。もともとは去年の9月発売として発表されていたものですが、発売日が近づくごとに延期され、今回も5月末発売だったのがまたいつの間にか6月末に延ばされていました。

構造としては単なるUSBキーボード(無線ですらない)で、有線で給電するのにJoy-Conへの充電機能もありません。単に横にレールがついているだけのものです。作るのが難しいとは到底思えないので、権利関係で止まっているとかなんですかね。知らんけど。

活用方法は?

実際発売されたらうれしいのか? というとそれも疑問だったりするんですけど、Joy-Conを装着可能とするわりにはキーボードがでかくて、付けられる意味あるの? とは思いますね。親指でポチポチするタイプのやつにしてくれたほうが使いではありそうです。またはSwitch本体と同サイズに収めてくれると携帯モードと同じ感覚で持てて面白いとか、もうちょっとやりようあるんじゃないかなって素人目には思えてしまいます。

一応、発表当初のイメージ図と比べると、一回り小さくはなっているようです。Joy-Conの縦の寸法と揃うようになりました。

CYBER ・ USBキーボード (SWITCH 用) ブラック 【 Joy-Con ドッキング 可能】 (2017年7月時点)

CYBER ・ USBキーボード (SWITCH 用) ブラック 【 Joy-Con ドッキング 可能】 (2018年5月時点)

ただそのぶんキーが削られていて、F1~F12キーやDeleteキーがなくなったりしているようです。それはそれでどうなの? という気がしなくもない。Switchの入力では使わないだろうという判断かもしれませんが、縦のスペースは余ってるんだから付けられるだろうに。

イメージが更新されているので一応出す気はあるようですが……どう見ても売れないから発売しないという説も濃厚です。あるいは予約が一定数集まると発売されるというクラウドファンディング形式の可能性もあるかも(笑)。本物のクラウドファンディングと違って、どうせ発売されなければ支払いも発生しないので、気軽に予約してメーカーにプレッシャーを与えてみるのも面白いかもしれませんね。なんつって。

ちなみに親指でポチポチするタイプはもうある

中国のメーカーが既に、親指でポチポチするタイプのJoy-Conドッキングキーボードを発売しています。USBレシーバーによる無線接続、Joy-Conへの充電機能なども備えていて、じゃあもうこれでいいじゃんという感じが果てしないです。

なお、いろんなメーカーから全く同じのが出ていて、どれがオリジナルかは分かりません。聞くところによると、最近の中国ではもはやパクリ商品を開発するのも面倒になって、作っている工場を突き止めてうちにも作ってとお願いしたりするからこういうことになってるらしいですね。

まあこの理屈からすればどのメーカーから買っても同じ物が手に入るので、劣化コピーを掴まされることはないという点で、ある意味安心ではあります。しかしニッチすぎてどう見ても数出ないだろと思うんですが、そんなものまでコピー商品を出してしまうバイタリティがすごい。

追記:発売日決定

CYBER・USBキーボード(SWITCH用)について、6月22日(金)の発売決定がサイバーガジェットから正式に発表されました。

この記事をシェアする




最近の記事